
介護の有無を問わず、日頃から健康状態を把握しておくと、病気などによる変化を早く気づくことができ、軽い症状のうちに処置することができます。また、医師に受診する際にも、的確に状態の変化を伝えられることで、正確で迅速な診断を助けることができるでしょう。
高齢者は肺炎やインフルエンザになっていても熱が出なかったり、糖尿病になっていても自覚症状が感じられないなど、病気になっていても症状が出にくいことがあります。
また、認知症の高齢者は適切に症状を訴えることができないため、周囲が病気に気づくのが遅れ、気付いた時には急速に体調が悪化しているといったことがよくあります。
日頃から身体の状態を客観的に観察し、「いつもと違う」変化にはいち早く気づき受診できるようにすることが大切です。
ここでは、どんなことをチェックしておくといいのかをいくつか紹介したいと思います。
顔
- 顔つきや顔色は悪くないか
- 皮膚がカサカサしていないか
目がうつろだったり脱水症状がないか調べます。
食欲
- 食欲はあるか
- 水分を取っているか
通常の摂取量を把握し、変化を察知します。
熱
- 熱が出ていないか
高齢者は平熱が低いことがあるので、日頃から熱を測り平熱を把握しておくといいでしょう。
脈拍
- 数とリズムが規則正しいか(1分間に60~80回)
親指の延長上の手首の内側で測ります。
呼吸
- 苦しそうではないか
- 呼吸数が正常(1分間に12~24回)か
- 言葉が出るか
ろれつが回らないなどの様子が見られるときは注意します。
尿
- 回数・量・色
むくみがある時などは特に注意しましょう。
便
- 回数・量・色・形状・におい
白っぽい便は膵臓癌など、黒い便は胃癌や潰瘍の疑いがあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿