2012/08/06

脳血管障害

脳梗塞とか脳出血とか、よく耳にするけどどんな病気か知っいてますか?

脳血管障害とは、血管が破れたり、詰まったりするなど、脳に栄養や酸素を供給するための 頭蓋内の血流がうまく循環されなくなることで、脳の機能に障害が起こります。 突然発作が起こり、半身麻痺や言語障害などの後遺症が残りやすい病気でもあり、 そのように急激に発症したものは脳卒中と呼ばれます。

大きな発作は死に結びつくことも多いため、危険因子を遠ざけ予防を行いましょう。

代表的な脳血管障害

出血性脳血管障害

頭蓋内で起こる出血のことで、一般的に脳出血または脳溢血と呼ばれます。 代表的な出血性脳血管障害としては下記のようなものがあります。

  • 脳内出血
    • 脳内に出血する疾患で、単に脳出血とも呼ばれます。 高血圧や動脈硬化が起こる50~70歳代に多いとされる高血圧性脳内出血と、 それ以外の要因でなる非高血圧性脳内出血に分類されます。
  • クモ膜下出血
    • 脳をおおう、クモ膜下腔で出血する症状で、脳動脈瘤(脳動脈に出来たこぶ状のふくらみ)が 破裂し起こるケースが多い。

虚血性脳血管障害

脳に栄養や酸素を供給する脳動脈が詰まる、もしくは狭まることで脳組織が壊死、 またはそれに近い状態になる障害です。 代表的な虚血性脳血管障害としては下記のようなものがあります。

  • 脳血栓
    • 脳動脈で動脈硬化が起き、血管が徐々に細くなっていき詰まることで起こる脳梗塞です。徐々に病気が進行します。
  • 脳梗塞
    • 脳以外の心臓や首の動脈で出来た血の塊(血栓)が脳に流れてきて詰まることで起こる脳梗塞です。突然症状が起こる場合が多い病気です。

脳血管障害のサイン・症状

  • 出血性脳血管障害
    • ひどい頭痛、吐き気、嘔吐、筋力低下、麻痺、しびれ、失語、視力障害、錯乱、めまいなど
  • 虚血性脳血管障害
    • 手足に力が入らない、しびれ、めまい、ろれつが回らない、言葉が出ない、二重に見える、吐き気など

脳血管障害の後遺症の代表例

  • 運動障害
    • 半身麻痺、バランスの障害、歩行障害
  • 言語障害
    • ろれつが回らなくなる
  • 視野障害
    • 両目とも片側の視野が見えなくなる
  • 精神障害
    • 自発性低下、うつ状態
  • 高次脳機能障害
    • 失語症、失行症(意図的な運動ができなくなる)、失認症(左側空間の認識ができなくなるなど)、認知症

脳血管障害の予防のために

大量飲酒をやめる

飲酒は適度に抑えた方がリスクを軽減できます。 一般的に、飲酒は1日に日本酒1合程度までにすると良いとされています。

なお、日本酒1合は、ビールであれば大瓶1本、ウイスキーダブルでは1杯、 グラスワインでは2杯程度が大まかな目安となります。

禁煙する

1日平均40本のたばこを吸う人は、吸わない人に比べて4倍も脳血管障害で死亡する確率が高いと言われています。

適度な運動を行う

運動が不足すると、食事でとったエネルギーを消費しきれず、肥満につながるばかりか、 糖尿病や高脂血症、高血圧も引き起こします。

肥満は脳血管障害の危険因子である高血圧や糖尿病、心臓への負担の原因になるため、 間接的に脳血管障害の危険因子となります。

ストレス

高血圧の予防は脳血管障害を防ぐためにも重要です。 ストレスや、急激な温度差を防ぐなど日頃から意識するとよいでしょう。

食事をコントロールする

栄養バランスに気をつける、不飽和脂肪酸(おもに植物性脂肪や魚の脂)を多めに摂取する、 ビタミンやミネラル、食物繊維もしっかりとる、コレステロールや糖質を摂りすぎない、 など健康的な食事を行うようにしましょう。

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