
要介護認定では、介護を必要とする度合いによって、要支援1から要介護5まで、7段階の介護度が設けられています。
利用者の状況に応じたサービスが適正に提供されるように、
要介護度によって、受けられるサービスや支給限度額(介護保険で適用可能な限度額)などが決まっています。
(もし、支給限度額を超えるサービスを受けた場合、超える分の費用は全額負担となります)
要介護度別にそれぞれの状態や支給限度額を見てみましょう。
要支援
要支援1、2に認定された場合、介護予防ケアプランを作成の上、 介護状態の緩和や回復、現状を維持するために必要な「介護予防サービス」を 受けることができます。
介護予防サービスでは、(介護予防)訪問介護、訪問看護、訪問入浴、 訪問/通所リハビリ、デイサービス、ショートステイなどの介護予防サービスや、 グループホームなどの地域密着型介護予防サービスなどを利用できます。
要支援1
排泄や食事などの基本的な日常生活は、ほぼ自分で行うことができるが、立ち上がりや歩行などに支えが必要で、 要介護状態にならないように何らかの支援が必要な状態。
- 支給限度額(一ヶ月あたり)
- 49,700円(4,970点)
要支援2
要支援1の状態より基本的な日常生活を行う能力が低下しており、何らかの支援が必要な状態。
- 支給限度額(一ヶ月あたり)
- 104,000円(10,400点)
要介護
要介護に認定された場合、「介護サービス」を受けることができます。
介護サービスでは、訪問介護、訪問看護、訪問入浴、 訪問/通所リハビリ、デイサービス、ショートステイなどの居宅サービスや、 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)、介護老人保健施設などの施設サービス、 グループホーム、夜間対応型訪問介護などの地域密着型サービスなどを利用できます。
要介護1
立ち上がりや歩行、着替え、掃除、入浴などに部分的な介護を要する状態。 軽度の認知症状がある状態。
- 支給限度額(一ヶ月あたり)
- 165,800円(16,580点)
要介護2
起き上がりも自力では困難で、食事、排泄、入浴等の身の回りの世話の一部または全体に介助が必要。
- 支給限度額(一ヶ月あたり)
- 194,800円(19,480点)
要介護3
起き上がり、寝返りが自分でできなく、排泄、入浴な、掃除、着替えなどの日常生活動作に多くの助けが必要な状態。
- 支給限度額(一ヶ月あたり)
- 267,500円(26,750点)
要介護4
日常生活の能力がかなり低下しており、排泄や入浴などの日常生活動作に全面的な介助が必要な状態。
- 支給限度額(一ヶ月あたり)
- 306,000円(30,600点)
要介護5
日常生活能力が著しく低下しており、生活の全般について全面的な介助が必要な状態。
- 支給限度額(一ヶ月あたり)
- 358,300円(35,830点)
支給限度額と自己負担

要介護度に応じて介護保険の適用を受けられる支給限度額が決まっています。
介護保険が適用された場合、介護(予防)サービスの利用にかかる費用の9割を 介護保険が支給され、残りの1割を自己負担することになります。 もし、支給限度額を超えるサービスを受けた場合、超える分の費用は全額自己負担となります。
要介護度別の一ヶ月あたりの支給限度額は下記の通りです。
| 要介護度 | 支給限度額 | 自己負担限度額(*) |
|---|---|---|
| 要支援1 | 49,700円 | 4,970円 |
| 要支援2 | 104,000円 | 10,400円 |
| 要介護1 | 165,800円 | 16,580円 |
| 要介護2 | 194,800円 | 19,480円 |
| 要介護3 | 267,500円 | 26,750円 |
| 要介護4 | 306,000円 | 30,600円 |
| 要介護5 | 358,300円 | 35,830円 |
(*) 表内の自己負担限度額は、介護保険を限度額まで利用した場合に自己負担する金額です。介護保険の支給限度額を超えた場合は、超えた額を全額自己負担することなります。
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